瞑想，マインドルネス，本

このたび、吉田　昌生さんの「マインドフルネス　怒りが消える瞑想法」を読んでみました！

読んだ動機

瞑想に最近興味がでてきたため。もうすぐ新しい仕事をするので、感情のコントロールが必要であると判断したから。

個人的に、上記の３つで悩まれている方に特に読んでいただきたいと思いました。

作者の吉田さん、ヨガ・瞑想講師を生業とされているようで、怒りとはさぞかし無縁の方かと思いきや・・・

実は、昔はかなり怒りやすい、余裕がないなどのご苦労をされていたようです。

そのせいか、怒りに関する感情の細かい描写が具体的です。本当に悩んでいたためにいまの瞑想に出会って人生が大きくかわった、好転したという説得力を感じられました。

短いエピソードでまとまっていて、読みやすいです。

途中で中断しても、節が短く内容もすぐに振り返ることができるため、「なんの話だっけ」とならずにすみます。

マインドフルネスの瞑想の姿勢やポイントについて解説しています。

本に音声データをダウンロードできるオフィシャルサイトへつながるQRコードがついていて、

音声データをききながら、さまざまな瞑想を試してみることがでできます。

個人的に、著者の吉田さんによると、怒りがわいてきたときのポイントは、自分が怒りそのものではなく、自分の中の怒りを外から観察することと感じました。

観察するということは、第三者の視点でみる、自分を斜め上から見下ろすことだと思います。

また、どんなときに怒りを感じるのかの分析の仕方についても語っておられます。

幼少期からの経験で無意識に根付いてきた価値観、思い込み・・・そういったものが原因なのか

嫉妬なのか、嫌いな人に似ているのか・・・

自分の怒りについて分析することで、ネガティブな感情を感じにくくなり人生を主体的に生きることができるようになるということではないかと私は感じました。

たしかに、せっかく念願の旅行で休日を満喫しているのに「○○さんのせいで楽しめない」とか、挑戦したいことがあるのに、「嫌なできごとのせいで挑戦したいことに集中できない」という考えにとらわれていたら、

なかなか自分の人生の時間は限られているのにもったいないですよね。

自分の人生の主役は自分です。

自分の限られた時間を充実させるために、瞑想法を取得して

限りある人生を思いっきり楽しみましょうっ＾＾！！！