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申請
本人もしくは本人の家族が申請の相談をする。または、近所の人に介護保険制度の話をきいて申請にくる方が多いようです。
このときに、介護保険制度を申し込むにあたって、いままでの経緯などを申請の受付をした人に説明します。
認定調査
認定調査員が、本人の身体的状態・精神的状態を見たり、家族もしくは施設の人からのききとりを行って調査記録をまとめます。
原則家族の立ち合いが必要になりますが、もし立ち合いができないなどの場合は本人の状態に基づいた適切な認定調査ができなくなる場合があるので基本は立ち合いをおすすめします。
主治医意見書
本人の主治医に意見書を書いてもらいます。
「介護保険の申請をしたい」と主治医に伝えて相談すれば、意見書を書いてもらえる場合があります。
一次判定
認定調査と意見書の情報をふまえて、介護保険のシステムで一次判定(介護にかかる統計的時間による適切な介護度数)が出ます。
この一次判定が確定ではなく、あくまで統計的にみてこの状態というものになります。
二次判定(介護保険認定審査会)
介護保険の専門知識をもっているスタッフが集まり、認定調査や意見書を確認の上(もちろんスタッフには誰の内容なのかがわからないようになっています)、一次判定が適切かどうかを判断します。
一次判定は、あくまで統計的なもので、この二次判定で本人の社会的背景や介護保険の専門的知識を持っているスタッフの経験に照らし合わせて一次判定のままで適切かどうかを判断することになります。
結果通知
本人宛に、介護保険認定審査会の結果の基づいた介護度数(非該当、要支援1~要介護5)の結果が届くことになります。
この結果に基づいて、ケアマネージャーや施設と契約して、介護保険のサービスを受けることになります。